足るを知る地元の友人
こんにちは。
0〜6歳向けに生きる力をつける教室kids baseを準備中の小柳なつみです。
今日は地元の友人の家に遊びに行ってきた。
彼女は保育園の頃から高校までずっと一緒の幼馴染。
性格はおっとりしていて典型的な末っ子タイプ。人と争うことは一切なく、いつも私に
「なっちゃんは頑張り屋だね〜。私はいつでもなっちゃんのこと応援してるからね。」
と、昔も今も変わらず言ってくれる人。
そんな彼女には近々3歳を迎える娘と5ヶ月の娘がおり、彼女自身は専業主婦で、行くところがないからと毎日車で20分ほどの実家に通っている。
午前中に実家に行ってお昼を食べて夕方に旦那と暮らす別の家に帰る。
本当に毎日こういう生活をしているんだとか。
彼女と話しをしていると、そのこだわりのなさにいつも驚く。
「上の娘が4月から幼稚園に行くんだけど、私は幼稚園でも保育園でもなんでもよかったから夫に決めてもらったの。」
「私保育園出身だから知らなかったんだけど、幼稚園で14時までしか預かってもらえないんだね!」
「最近家建てることにしたんだけど、とりあえず台所とお風呂が近ければなんでもいいから、その他の部分は全部工務店のお任せにしたの。」
「美容院〇〇にいってるんだけど髪型なんて特にこだわりないからさ、いつも適当にってお願いしてるんだよー。」
子供が通う幼稚園(保育園)も、建てるなら家も、髪型も、私には少なくともこういうのがいいという想いがあるためこれらの発言にはいちいちびっくりしてしまうのだが、そんな彼女をいつもみながら、豊かだな〜と思う。
聞けば自分のお小遣いなんてなくて、過去に貯めたお金をちょびちょび使っているらしい。旦那さんは忙しくて家事は一切やらないらしいし、一見他人が羨みそうなことはない。
でも、本当に豊かそう。
それは、人やモノにこだわりや憧れがないからだと思う。いい意味で。
変な劣等感とか卑屈な感じとかが一切ない。
「これが私なの。」
とか一生懸命言い聞かせてる感じでもなく、本当に自然。
彼女をみていると、足るを知るってこういうことなのか、とふと思う。
絶対本人は無意識だが。
私とは全く性格が異なるこの彼女。
彼女が幼馴染でよかったと思う。
彼女みたいな人が自然に育つこの長野の風土、何かが隠されているはずだと自分のやりたい幼児教育と結びつけて考えてみるが、まだ隠されたものは見えてこない。