「田舎」の意味を考える

こんにちは。

生きる力をつける幼児教室kids baseの開室準備をしている小柳なつみです。

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庭で遭遇

 

ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか(ピーター・ティールさん著)

を読んだ。

 

「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」

という問いで始まり、

「ゼロから1を生みだすための第一歩は自分の頭で考えることだ」

で締めくくられる。

 

「自分の頭で考える」というのは

ここ数年自分のテーマでもあるのだが

それについては次回書くとして。

 

本の中では、事業を始めるときは

小さな市場をいかに独占するかが重要だ

と書かれている。

 

それを自分の現在にあてはめ、

自分の事業の舞台として考えている長野という市場を考えた。

 

長野=田舎

長野で育つ=田舎で育つ

 

田舎という言葉がもくもく浮かぶので、

田舎ってそもそもどういう状態(場所)かを考えた。

 

広辞苑によると「田舎」は

都会から離れた土地。故郷。

※一部省略

 

明鏡国語辞典によると「田舎」は

都会から離れた、家が少なく田畑・山林の多いところ。大都会から離れた地方。

便利・洗練・多様性など、都会的な要素が欠けていること。

※一部省略

 

明鏡国語辞典が一気に好きになった。

 

幼児期から大体高校生くらいまでの目線で

長野の「田舎」について自分で考えてみた結果、出てきたのは

・人が少ない

・↑ゆえにモデルが少ない(ファッションや生き方や他人のモデル)

・ビルが少ない

・田畑が多い

・物価が安い

・選択肢が少ない(具体的にはまだ曖昧)

・相対的に時間がある(幼小中受験と無縁の場合が多いから)

・競争が少ない

・高齢者が身近にいる

・車に乗る機会が多い

・持ち家率が高い

・空気がきれい

・山が見える

・食べ物が身近

・四季がはっきりしている

・人がいい(気がする)

 

各要素を眺めてまとめてみると

私にとっての「田舎」の定義は

 

人が少なくて

時間と空間に余裕があって

自然が身近な状態(場所)

 

と現時点では定めた。

 

人が少なくて

時間と空間に余裕があって

自然が身近な状態(場所)

×

幼児教育・児童教育

=生きる力

 

を具体的に成り立たせることが今やりたいことだ。

 

この勢いで、

教育はそもそも何のためにあるのか?

なぜ人を殺してはいけないのか?(突然浮かんだ)

人と社会は進歩していかなければいけないのか?(突然浮かんだ)

人間に必要な資源は何か?(突然浮かんだ)

など、色々考えた。

 

自分の頭で考えた。

 

ゼロから1を生み出す第一歩。

 

踏み出した。

 

色々書き出したノートを見返すと

最後は

「自分の価値を貨幣に替える手段が必要」

で締めくくっていた。

 

短期的な利益に目が眩む等身大の私、発見。