娘の発熱、私の研修、夫の仕事
長野でバルシューレ教室(ボール教室)をやっている小柳です。
昨日から東京に通っている。
春から通信で受講しているモンテッソーリ教育の講師資格取得講座。
出席必須の講義が8日間連続で東京であるのだ。
娘、夫、私、それぞれの生活を勘案し、毎日日帰りで通うことにしたのだが、朝7時前に出発し、帰りは19時半。
娘の保育園送り迎えや夕飯の準備など全部丸投げだが、夫と義理母タッグのおかげでなんとか参加することになった。
加えて今妊婦なもんだから、勢いだけではどうにもならない制約もある。
些細なことだが、ちょっとでも体調が優れなければ絶対無理しない。歩くときは急ぎ過ぎない、走らない、など、余計な負荷がかかりすぎないように、体調優先で行動を選ぶようにしている。
そして臨んだ講義初日。
講義開始3分前に、携帯が鳴った。
保育園からだ。
まっ、まさか...
娘が手足口病の疑いがあるため、すぐにお迎えに来て欲しいとのこと。
慌てて夫に連絡をとる。
しかし、手足口病ということは少なくとも数日保育園にいけない。
予定していた8日間の生活計画は、初日にして変更を余儀なくされた。
熱も出て元気がない娘。
仕事がある夫。
講義に出ないと資格がとれない私。
帰宅後娘を寝かしつけて、義理母が私へと夫に持たせてくれた丼2杯分くらいあるカレーを頬張りながら、はて、何を優先すべきかと考えた。
一晩寝て、娘の様子も悪化はしなかったため、とりあえず講義には行くことにした。
妊娠している私に、
「なんの研修か知らないけど、身体に何か粗相があったらいけないからね。」
と賛成しかねる感じなのに、ついでに娘と夫の夕飯準備のおしつけを引き受けてくれた義理母。
子育てに関して、口を開けば
「もう、なんたって子どもにとっては母親なのよ!」
と、母親の重要性を語る義理母。
今回の一件で、一番気が気でないのはもしかしたら義理母かもしれない。
具合の悪い子どものそばにいてあげないで、それでも母親なの?
そんな風に思ってるかもなぁと、ふと考えたが、いやいや、憶測であれこれ考えるのは身体によくない。
体調第一体調第一。
そう言い聞かせながら丼カレーをかきこんだ。
こんなことを書きながら山手線に乗っていたら、電車がトラブルで緊急停車した。
なんと...
東京って楽しい。